メンタルヘルスの資格を取りたい!
心の病は大きな社会問題になっています。
社内での人間関係
仕事上のストレス
労働環境の不満
など…これらは心の不調の原因となり、体調を崩したり不慮の事故を引き起こす原因となります。チーム内不和の原因ともなり、目標を達成するために協力することができなくなります。
このような人たちは精神的なケアが必要。心の声に耳を傾けるのがカウンセラーの仕事です。メンタルヘルスを学んだ人は、社内や施設内の相談室でカウンセリングを行うことができます。
一般企業の人事担当者や、リーダーとなる人が部下の悩みを聞くケースも増えています。
メンタルヘルス資格の種類は?
心理カウンセリングに関する資格は様々なものがあります。
メンタルヘルスマネジメント検定
メンタルケア心理士
ケアストレスカウンセラー
など。特にメンタルヘルスマネジメントはその代表ともいえます。実はメンタルヘルスの資格に国家資格はありません。しかし全て認定団体の資格なので履歴書に記入することができます。
一般企業では幹部候補にメンタルヘルスに関する研修を行っているところもあります。
メンタルヘルス資格取得までのルート
メンタルヘルスの資格を得るには、それぞれの認定団体が主催する試験に合格することで取得することができます。ほとんどの資格に受験資格はなく、誰でも受験することができます。
実技試験もないため、受験の敷居が低い資格であると言えます。その勉強方法は、独学・通信・学校(スクール)の3通り。それぞれの特徴をまとめてみましょう。
独学
最もスタンダードな方法です。テキストと問題集を自分で用意し、自分のペースで進めます。自由度が高く、費用が掛からないというメリットがあります。
デメリットとしてはモチベーションが下がりやすいこと。自由であるがゆえに固い意思と根気が必要です。また、分からない部分がそのままになってしまうという不安要素があります。
通信
各講座や専門学校が発行しているテキスト・DVD・問題集をもとに勉強を進めていきます。近年はWeb学習の通信講座も人気。期間を区切ったカリキュラムが組まれており、自分のペースを保ちつつ効率的に学ぶことができます。
主婦・社会人に人気の勉強方法です。独学に比べると費用は高くなります。また、自分に合った講座を選ばないと独学と同じになってしまうので注意が必要です。
学校・スクール
1ヵ月〜24ヵ月程度の長期スパンでの本格的な勉強を行います。資格試験対策だけでなく、実際に現場に立った時を想定した実践授業など、メンタルヘルスの即戦力として社会で活躍することができます。
費用は3つの勉強方法の中では最も高額になります。その分、資格試験対策講座なども充実。社会人向けに土日や夜間に開校している講座もあります。
メンタルヘルス資格講座の選び方は?
講座を選ぶ際、迷うことが多いと思います。どれが自分に合っているか分からないからです。これらの講座・スクールではそれぞれ受講内容が異なるため、当然のことながら取得できる資格も違います。
当然、受講期間も違いますし、それに合わせて費用も変わってきます。ではどのようにして自分に合った講座を探せばよいでしょうか?
このサイトの便利なところは、資料請求が一括・無料でできるという点。会員登録の必要もありません。特に通信講座は自分に合ったものを選ばないと独学と一緒になってしまいます。
費用を基準に最安値の講座を選ぶこともできますので、気になった講座は資料請求し、じっくりと見比べてみましょう。
▼メンタルヘルス資格講座▼
講座受講者のクチコミ
とっつきやすかった
心理学の勉強をしてみたかったのと、どうせなら資格をという気持ちで受講してみました。テキストは分かりやすいように噛み砕いて書かれていたので、すんなり頭に入ってきました。
重宝したのはポイント集で、出先でふと疑問に思ったことでもパッと調べることができたので助かりました。とっつきやすい内容で、難しそうな先入観は吹き飛びました。学んだ内容は同僚から相談を受けたときに役立ってます。
男性 通信講座受講
反復練習が大切
勉強方法の基本ですが、過去問を繰り返し解くことによって、徹底的に理解することができました。もっと言うと、問題に対する各選択肢を自分の言葉で説明できるくらいまで勉強しました。解答だけ覚えるのではなく、実践できることを意識しました。
男性 通学講座受講
分かりやすい内容
精神や心理の世界に興味があって、前々から資格に興味を持っていたところチラシで講座を見つけたので申し込んでみました。教材の内容が長々しくなく、見やすいようにまとめられていたので続けやすかったです。自分でわかりやすいようにインデックスを付けて、間違えた部分はノートに書きだして集中的に勉強して、合格することができました。
女性 通信講座受講
カウンセラーの必要性
最初は通信講座なんかで勉強したことが本当に役に立つのか疑問を抱いていました。しかし実際に現場に出てみると、カウンセラーに求められるのは資格や学歴ではなく、悩んでいる人の心の声を聞くことだと感じました。心のケアと現場での経験は、実際に現場に行かなければ身に付きませんが、意識次第で通信でも多くの知識を身に付ける事は可能だと感じました。
女性 通信講座受講
講座の費用はどれくらい?
メンタルヘルスに関する資格は勉強法によって費用が大きく変わります。申し込みを考える前に、無理のない金額とカリキュラムを選択する必要があります。
では、それぞれの勉強法でどれくらいの費用が掛かるのでしょうか。ブラッシュアップ学びで確認できる中で、東京都で受講可能な講座で調べてみましょう。
資格取得を目指せるもののそれぞれの最安値を探します。
通信講座の場合
キャリアカレッジジャパン
メンタルヘルスマネジメント資格取得講座
期間 約4か月
費用 34560円
資格 メンタルヘルスマネジメント(U種・V種)
初心者からスタート可能。試験不合格の場合は全額返金という驚きの講座。テキスト・DVD・添削問題集・過去問題集・模擬試験集で4か月間の勉強を進めます。メンタルヘルスケアの基本から、ストレスの対処法、職場環境の改善法、相談方法など幅広く学ぶことができます。
通学講座の場合
リカレント
メンタルヘルス・マネジメントコース
期間 約1か月
費用 64800円
資格 メンタルヘルス・マネジメント検定U種
初心者から始めることができます。全6回・15時間のコースです。平日夜間・土日も受講可能で社会人や学生にも安心。職場の心の健康づくりや、部下のストレスケア、復職支援など、心の不調・予防について必要な知識を体系的に習得できます。
独学の場合
期間 個人のペースによる
(平均2〜6か月)
費用 テキスト 2000円〜3000円
問題集 2000円×2冊
合計 6000円〜7000円
最も安い費用で勉強することができます。ただし、教えてもらうことができないため間違えた問題がそのままになりやすいというデメリットがあります。勉強のペースは自由ですが、モチベーションの維持も本人次第と言ったところでしょうか。
自分に合ったやり方を探そう
勉強法によって費用は大きく異なります。確実に1発合格を目指すのであれば講座を利用する、過去問を繰り返し解くなどの方法があります。気を付けなければならないのは、
講座が自分に合わないと効率が悪い
同じ資格でも講座によって価格が違う
ということ。講座探しは慎重に行わなければいけません。
ブラッシュUP学びで資料請求することで、これらの講座の内容・金額を比較できます。この中から自分に合う・最安値の講座を探すことができます。
無料で使えますので、興味を持った講座が本当に自分に合っているか、申し込む前に確認することができますよ。
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メンタルヘルスマネジメントの資格試験
メンタルヘルスマネジメントは、大阪商工会議所が実施しているメンタルヘルスに関する検定。T種、U種、V種の3つのコースが設けられています。検定が始まったのは2006年からで、その目的としては、企業や事業所におけるメンタルヘルス対策に寄与することになります。
T種はマスターコース
U種はラインケアコース
またV種はセルフケアコース
となっており、それぞれの目的に応じて必要とされるメンタルヘルスの対策を学びます。企業が求めるメンタルヘルス系の資格としては、産業カウンセラーや心理相談員などがあります。しかしそれらに比べると、難易度が低いため基礎的また入門的な検定として資格を取得する人が多く、また在職中の労働者の取得が多い傾向にあります。
合格基準と実際の合格率
合格率は、2015年では
T種は11.7%
U種は48.7%
V種は78.4%
となっています。V種に関しては過去のデータから見ても80%前後が中心。受験者数も4000人程度と比較的、多くの人が受験しています。こちらは一般社員や新入社員を対象としており、自らのストレスの状況や状態を把握することを目的としています。
一方でU種では管理職が対象。部下がメンタル面での不調に陥らないように配慮したり、また不調がある場合には安全配慮義務に則った対応を行うようにすることを目的としています。T種は、人事労務管理スタッフや経営幹部を対象としています。
試験の内容と難易度
試験内容としてはV種とU種の場合にはマークシート方式のみで2時間で、いずれも合格基準は100点満点中70点以上となっています。U種とV種は毎年3月と10月に2回開催されていますが、企業や団体の場合には10人以上の申込みがあれば、指定する場所での試験を受けることも可能です。
一方でT種は難易度が高く、マークシート方式2時間と論述式1時間からなっています。マークシート方式では100点、論述式では50点が配点されており、合格基準は両方の合格点が105点以上である必要があり、かつ論述式の特点が25点以上である必要があります。なおT種の試験は年1回のみの10月開催となっています。
なお、資格には制限はなく学歴、年齢、性別、国籍に関係なく受験することができます。
メンタルヘルス資格は独学で取得可能?
職場でのうつ問題、心の不調を訴える社員の急増。メンタルヘルスに関する問題は、企業でも本腰を入れなければいけない時代となりました。こうしたニーズに応えるため、メンタルヘルス・マネジメント検定の人気が高まっています。『心』の健康管理を目的としています。
試験自体は年2回3月と11月に行われるため、手ごろな時期に受けることができます。独学で取得するには一番下の3種で50時間、2種で100時間の勉強時間が必要とされており、その時間を確保できるかどうかがポイント。スキマ時間や寝る前などに勉強していけば、決して資格取得は難しくありません。目的意識を強く持っていればすぐに確保できる時間です。
メンタルヘルスの資格取得に実務経験は必要?
受験資格は特に必要ありません。例えば人事関係での経験が何年必要とか、労務関係の仕事をしていなかった人は受けられないといったことはないです。主婦・学生も受けることができ、取得できる資格です。
また検定の問題は、常識で解ける問題よりも公式テキストなどに書かれていた内容のことが問われる場合が多く、実務経験のおかげで問題が解けるということはあまり多くはありません。
仮に実務経験がなかったとしても合否や難易度には関係ないといえます。
ただ、経営幹部や管理職が1種や2種を受けることが求められるため、実務経験を積んでからの方がより効果を発揮する場合もあります。
独学での勉強方法
独学でチャレンジする場合、テキスト選びは慎重に行いましょう。主催する大阪商工会議所が発行するメンタルヘルス・マネジメント検定の公式テキスト、過去問題集を徹底的に解くことが合格の近道です。問題の多くはこうしたところから出てくることが多く、また過去問題集も出題傾向を見極めるうえで必要です。
公式テキストと過去問題集を買ったら、あとはひたすらテキストを読みます。1項目を読み終わったら都度、確認テストを行いましょう。体に染みつかせるぐらいまでいけば合格の可能性はグッと上がります。やってはいけないのは、テキストなどをいろいろ買ってしまうこと。テキストは1冊・問題集は1〜2冊でひたすら勉強し、問題を解くことが重要です。
通信講座・通学スクールを利用することで合格率を上げることができます。
何回チャレンジしても上手くいかない
つまづいた箇所が解決できない
テキスト選びが不安
そんなときは、費用は若干かさみますが人に教わるという手段も検討してみましょう。ブラッシュUP学びで講座の資料請求ができます。無料で取り寄せられるので、興味がある場合は目を通してみてください。
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メンタルヘルスマネジメントの仕事
ストレス社会の多い現代、仕事や職業生活での悩みやストレスを抱える人は年々増加傾向にあります。そのストレスの発散方法や、はけ口を見つけることが出来ずに心の不調により休職や退職される方は後を絶ちません。
そんな中、働く人たちがのびのびと職務に取り組めるよう心の健康管理を維持できる人が求められています。心の不調を未然に防ぐ役割を担うメンタルヘルスマネジメントという職業が、注目を浴びるようになっています。
メンタルヘルスマネジメントは企業の人事や管理監督者・一般社員などが取得できる資格でもあります。例えば管理監督者が部下のストレスや心の不調にいち早く気付き対処することで仕事へのモチベーション向上に繋がったり、一般社員が他の社員の心の状態に配慮することで生産性の向上に繋がります。
資格取得後の給料とメリット
資格取得者の給料・年収は、一般企業に勤める方と同等程度と言われています。
メンタルヘルスマネジメントは、ニーズの高い資格でありながら学歴や職歴・年齢が不問のためどなたでも取得できるというのが特徴です。しかし、あくまでも検定試験であり特別な待遇を受けるものではありません。そのため収入への影響は薄いと考えられます。
ただし、中間管理職や企業の人事担当者は、2種・1種といった上位の資格を取得している方も多いです。部下や社員に適切なアドパイスを送ることができるようになれば信頼を勝ち取ることができ、社内的な評価を上げることが可能です。そういった意味で、長期的なスキルアップや人間関係の形成には非常に有効な資格と言えます。
必要とされるメンタルヘルスマネジメント
メンタルヘルスマネジメントの給料や収入は、就職時履歴書に書くことはできても高収入や給料アップに繋がるものではありません。しかし、大勢の人々が様々な考えのもと職務を全うしようとすると、必ずすれ違いというものが発生します。そんなとき、メンタルヘルスマネジメントは必要とされます。
メンタル疾患は病気のように目に見える不調ではありません。そのため誰にも気付いてもらえず、相談できずに苦しんだ挙句、休職や離職といった悲しい結果を招くケースがあります。
メンタルヘルスマネジメントが一人でもいれば、そんな心の声に耳を傾けることができ、手を差し伸べることができます。それが作業効率や生産性、円滑な人間関係といったメリットに繋がるのです。
メンタルヘルス資格の種類
メンタルヘルスの資格で代表的なものは、メンタルヘルスマネジメント検定。その中でさらにコースがわかれており、T種・マスターコース、U種・ラインケアコース、V種・セルフケアコースの3つがあります。上位の管理職以外の人であれば、当面はU種・V種から取得を目指す流れになります。資格取得者の感想を見ながら、特徴をつかんでいきましょう。
U種・ラインケアコース
職場のメンタルヘルス対策のために、管理職の方や部下を持っている方が受ける試験です。会社で働く上で多くの人とコミュニケーションをとりながら仕事をしていくことが求められますが、そのなかでもメンタルは仕事に大きく影響するので、取っておくと便利な資格だという口コミは多いです。
しかしメンタルヘルスの資格を取ったから就職に有利になったり、昇格に役立つなど直接的にいかすことができるケースは少ないです。
それよりも持っていると職場で良いアドバイスができるようになったり、部下との信頼関係を築きやすくなるといったメリットがあります。
V種・セルフケアコース
こちらはラインケアコースと異なり、自分自身の心を正常に保つために勉強するコースです。心の不調は自分自身でさえ気づかずに悪化させてしまうことがよくあります。セルフケアの資格をとることで、自分自身のストレスをうまくコントロールできるようになった、早めに不調に気づいてあげられるようになったなどの口コミがあります。
ただ、独学で勉強するのは簡単ではないので手間がかかる、そもそも自分は大丈夫だからメンタルヘルスの資格をとらなくても大丈夫、と考えている人も多いです。
しかし、勉強しておくと自分だけでなく他の人にあてはめて考えることができるので、取っておくと使える資格です。
ヘルスケアのデメリットとメリット
ヘルスケアが浸透すると労働者にも経営者にも仕事を効率化させるメリットがありますが、一方で不正に使う可能性もあります。仕事をしたくないため、意図的にストレスがあると申告する人が増えて会社を低下させるのではと考えている会社もあります。
さらに資格取得に費用がかかるため、なかなか自分から受けようとは思わない、落ちるリスクも考えるとなかなか受ける気にならないといった口コミがあります。
それでも、ヘルスケアは近年注目されているので多くの従業員や人と関わる仕事をしている人、またヘルスケアに直接かかわる仕事をしている人には高評価です。
ヘルスケアでもたくさん使い方はあるので、自分のニーズや目的に合わせて勉強すると良いでしょう。
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